光る君へ日記 第26回 「いけにえの姫」
Description
とうとう見上彰子様(藤原彰子・見上愛さん)のご登場と相成りましたね。「なんか、柄本道長(藤原道長・柄本佑さん)みがある・・・」とはたまの初発の感想ですが、麗しき衣や裳着のお式の様子に心ときめいた女房がたも多かったのではないでしょうか。
先週まで高騰していた佐々木宣孝(藤原宣孝・佐々木蔵之介さん)の株価がこんなにも下落し、あまつさえ火鉢の灰さえもかぶせられるとは!どこかで・・・というか、源氏物語で・・・というか、あさきゆめみしで見たことのあるあの名シーンの実写化に興奮しつつ、佐々木宣孝(藤原宣孝・佐々木蔵之介さん)がひげ黒の右大将だったとは・・・!という驚きも抱いたのでした。
それにしても、「なんとむごいことをするものだ・・・!」という想いがふつふつと湧き出ます。こんなに盛り上がっているのに、なんと来週は放送休止とは!!!!こんなにひどいことがあるだろうか?(いや、ない。)画面に道長の姿と「つづく」が出た瞬間、「何でここで終わるとー!!!」と叫んでしまったのは天文密奏にも大鏡にも書かれてほしくないことでございます。
さあ、今宵もつぼねに集い、友がたりをいたしましょう。
<今回配信の注意>
※おぎたまは史実は史実として、ドラマはドラマとして大いに楽しみたいと考えています。
※この配信は終始ネタばれ注意回です。「光る君へ」の放送を純粋に楽しみたい方は、番組をご覧になった後に視聴なさるのをお勧めします。
<おぎ注>
女三宮:源氏の兄である朱雀帝の掌中の珠であり、源氏の正妻。源氏が愛してやまない藤壺の宮のその姪であることから長く正妻格だった紫の上を泣かせてまで正妻に迎えたのだが、あまりの幼さに源氏がひどく落胆するという外道なエピソードがある。
真木柱:源氏物語第31帖。源氏の養女である玉鬘のもとにひげ黒の右大将が忍んでやってきて、半ば強引に結婚。右大将の北の方がその結婚の準備を手伝っている最中に香炉の灰をぶつけるというシーンがある。
四納言:道長の政権を支えた4人の腹心の部下たちのこと。町田公任(藤原公任・町田啓太さん)、金田斉信(藤原斉信・金田哲さん)、渡辺行成(藤原行成・渡辺大知さん)、本田俊賢(源俊賢・本田大輔さん)のそろい踏みはオタク心をくすぐる。
※おぎがわかりやすく概要を説明したものにつき、テストで書いてもマルはもらえませんので要注意!
<参考>
「光る君へ」NHK 公式HP https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/
・ダイジェスト映像はこちらでご覧になれます
https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/blog/bl/pyVjX9MK7y/bp/pL3oNpg4GL/
ドラマをもっと楽しむコラム「をしへて!佐多芳彦さん まひろと彰子とでは違う!? 女性の成人式「裳着の儀」」
https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/blog/bl/ppzGkv7kAZ/bp/p8Z2p1nNX8/
【用語集】第26回より「迦陵頻/『天文密奏』ほか」https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/blog/bl/ppzGkv7kAZ/bp/pXqWjmKB5n/
<出典>
『新・紫式部日記』夏山かほる著 PHP出版
https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-90301-9
『NHK大河ドラマガイド 光る君へ 後編』 NHK出版
https://www.nhk-book.co.jp/detail/000069233962024.html
※自由気ままな古典愛トークですので、学術的・歴史的に正しいものとは限りません。
※内容は諸説あります。
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